ポーカー民のみなさんこんにちは。
本記事では、ポーカーを始めたてのプレイヤーに向けた「ポーカーで勝つ方法」、
そして必ず抑えておくべき「重要な定石」などをまとめて解説していきます。
ポーカーを始めたての方は、ルールは知っているけどいまいちどういったプレイが良いのか、どのようなベットサイズを使うのがいいのか等、わからないことだらけだと思います。
ポーカーには数多くの定石やコンセプトがありますが、いきなり全てを覚えるのは大変です。
まずは、本記事で説明する基礎や流れを理解することで、ポーカー上達への初めの一歩を踏み出すことができます。
この記事を理解するだけで、圧倒的にポーカーに対する理解が変わり、大体の「ポーカーで勝つコツ」が見えると思いますので、ぜひ最後までご一読ください。
ポーカーの前提知識
まずはポーカーの根幹となる知識です。
基礎がしっかりしていなければその後にどんな知識を得ようが土台は安定しません。
そもそもですが、ポーカーというゲームにおいて、一つの正しい正解というのはありません。
もちろん、コンピューターで出されたゲーム理論に基づく最適解というのは存在しますが、必ずしも「最適解」がもっとも利益を生むわけではないのがポーカーの面白さです。
そんな中で、どのように状況に合った最善と思われる判断を下すのか、それが「ポーカー」というゲームです。
利益的な判断をするためには、まずはいくつかの数学的知識が必要です。
ポーカーにおける数学的基礎
勝率について
基本的な「勝率」を知ることは良い判断を下す上での根本となります。
「エクイティ」とも呼ばれる勝率は、ポーカーにおける各判断のベースとなります。
例えば、プリフロップ(場にカードが出る前の段階)において例えばあなたがK9s(スーテッド)を持っていて、相手がAAを持っている場合、あなたの勝率は約17~18%です。
当たり前ですが、より勝率の高いハンドで勝負をすることが利益的となります。
プリフロップにおいての勝率を計算するのは難しいので、特に計算方法を知る必要はないです。
慣れてくれば大体の勝率をわかるようになります。以下が代表的なハンド同士の勝率です。
上のポケットペア vs 下のポケットペア
例:AA vs 22 およそ82% vs 18%
カードが一枚被っており、キッカーが違うもの同士
例: AK vs A5 およそ75% vs 25%
ポケットペア vs オーバーカード
例:AK vs 22 およそ50% vs 50%
もちろん、勝率というのは各ラウンドごとに変化しますし、例えば勝率が同じぐらいだからと言って、22とAKが同じくらい優れたハンドという訳ではありません。
「期待値」の換算でいうと、AKの方が22よりずっと強いハンドです。
理由としては、勝率というのは、その後に起こるであろう様々なアクションなどの要因を一切考慮していないからです。
例えば22の場合、ポストフロップにおいて必ずオーバーカードが落ちることから、相手のブラフに対して対抗しにくいなどのマイナス要因があります。
「期待値」は、それらの要素を考慮した上での値となります。
ただ、各ハンドごとや、各判断ごとの期待値というのは正確に測ることができないため、経験や知識によってより正確に知れることができるようになります。
期待値については、こちらの記事でより詳しく解説しておりますので、ご参照ください。

他の数学的基礎でいうと、ドローを完成させるための確率などが重要です。
「アウツ」と呼ばれるのは、あなたがドローを完成させるために必要なカードのことです。
例えばあなたがダイヤモンドを二枚持っており、フロップで二枚のダイヤモンドが落ちた場合、あなたにはフラッシュを完成させるためのアウツが9枚あります。
9枚 ={13枚のダイヤモンド - (自分の手持ちのダイヤモンド2枚+場に既に出たダイヤモンド2枚)}
ターンでフラッシュを完成させる確率は、残り47枚のカードより、9枚のカードとなるので、9÷47で「およそ19%」となります。
リバーまでに完成させる確率は、フラッシュが完成しない確率の0.81×0.81≒0.64を1で引けば良いので、およそ36%の確率でフラッシュとなる計算となります。
ただこのような計算を毎回計算するのはあまりに面倒です。
計算を簡単にするために、確率計算の裏技をお教えします。
場に出るカードが残り2枚で、リバーまでにドローが完成する確率:
アウツの枚数×4
場に出るカードが残り1枚で、リバーでドローが完成する確率:
アウツの枚数×2
となります。
例えば、フロップにおいてのオープンエンドのストレートドロー(J♦9♠2♣においてのQ♠T♠)は、ストレートを完成させるためのアウツがKの4枚と8の4枚の計8枚あるので、8×4で約32%の確率でリバーまでにストレートが完成します。
この確率は、次に説明する「ポットオッズ」と呼ばれる、相手のベットに対して利益的なコールができるかどうかの判断をする上での非常に重要な概念に深く関わっていきます。
「ポットオッズ」、または「オッズ」と呼ばれるのは、ポット全体の大きさとあなたが直面しているベットの大きさの「比率」を表します。
例えば、ポットに2000円があり、相手が1000円を賭けた場合、あなたのポットオッズは3対1です。
あなたがこのポットを獲得するためには、ポットに対して1/3の量のチップを払わなければならないということです。
ベットをするにしろ、コールをするにしろほぼ全てにおいてポットオッズは密接に関係してきます。
ポットオッズの計算方法は、こちらの記事で解説しておりますので、ご参照ください。

必要な数学的基礎は、基本的には以上となります。
ただポーカーは単なる確率のゲームではなく、「戦略のゲーム」でもあります。
以下からは、その他のポーカーの重要な戦略的基礎を説明していきます。
ポーカーにおける戦略的基礎
ポジションの重要性
ポーカーにおいて、ポジションというのは非常に重要な要素です。
以下が9人テーブルにおける各ポジションの呼び方です。

理論上、アーリーポジション(UTG~UTG+2)であればあるほど、あなたは不利な状況に置かれていることになり、反対にボタンに近ければ近いほど(HJ~BTN)、あなたは有利な状況に置かれていることになります。
ボタンに近いプレイヤーは、ポストフロップにおいて最後にアクションをできる可能性が高まります。
ポーカーというのは、将棋や囲碁などの完全情報ゲーム(プレイヤーがお互い現在の状況を常に完全に把握できる)とは違い、相手のハンドを知ることができず、様々な数多くの要因から正しい決断をする必要がある不完全情報ゲームです。
そんなゲームにおいて、プレイヤー全員の動きを確認してから自分の動きを決断できることができるということが「有利である」ことは言うまでもありません。
特にブラインドポジション(スモールブラインドとビッグブラインド)は、長期的に見て期待値的損失が非常に大きいと考えらています。
ブラインドのポジションは、ポストフロップにおいて毎回初めにアクションを取らないといけないことから、情報面で圧倒的に不利な位置にいます。
そんなポジションからプレイをするよりは、ポジションが有利な時に、払わなければならなかったブラインド以上のチップを取り戻すことの方が基本的には簡単です。
そしてポジションは、後半に説明をするどのハンドで参加するべきか、という議題に密接に関係していきます。
アクションをする理由を持つ
ポーカーは言ってみれば「論理思考」のゲームです。
各判断をする上で、必ず「論理的な目的や理由」が必要となります。
ベットをするときには特にこれが重要です。
ベットをする時には毎回、必ず「目的」が必要です。
もしあなたが相手より強いハンドを持っていると思うのならば、ベットする目的は相手の弱いハンドからコールをもらい、より多くのチップを得るためのベットとなります。
これをポーカーでは「バリューベット」と呼びます。
反対に、もしあなたが相手より弱いハンドを持っていて降ろしたいと思っている、あるいは今後より強い役になる可能性はあるが、現状ではなにもない場合にベットをする場合は、「ブラフベット」となります。
それぞれのアクションをする上で、必ず論理的に考え、なぜその判断をしたのか説明できないといけません。
なんとなく強そうだからベット、弱いからベット、というのではポーカーを上手くなることはできません。
相手のこのようなハンドからバリューを取りたいからベットをする。
相手のこのハンドを降ろしたいからブラフをする、といった「確たる理由を持つ」ことが重要となります。
コールする時も同様に理由が必要となります。
相手のベットにコールをする時、なんの理由もなしにチップをポットに入れるのではなく、
相手がどんなハンドでベットをしてきているのかを考え、こんなハンドには勝っているからコール、
または現状負けている可能性は高いが、役が発展する可能性を考え「オッズに合う」からコールするのか等、明確な理由を持つことを常に意識しましょう。
初めのうちはその論理思考も間違っていることだらけでしょう。
しかし今後ほかの様々なポーカーの知識を身につけることでその間違いは徐々に改善されていきますし、なにより「論理的に考えた上で間違えた」というのは「なにも考えていなかった」よりもずっと良いことです。
あなたのアクションには常に結果が伴うので、常にどのような結果が欲しくてその動きをしたか、目的と理由を持つことを意識しましょう。
各ラウンドごとの戦略
ポーカーの流れは、プレイをしたことがある方ならある程度わかるかと思います。
ハンドが配られた段階を「プリフロップ」、最初の三枚を「フロップ」、4枚目を「ターン」、5枚目を「リバー」と言います。
それぞれの段階において重要となる戦略を以下では解説していきます。
プリフロップ
どのハンドをプレイするか、というのはポーカーの戦略において一番重要と言っても過言ではありません。
ただどのハンドで参加するかを考える前に、まずは必ずレイズで参加することの重要性を知るのが第一歩です。
中級~上級のプレイヤーがリンプ(レイズをしずにコールでポットに参加すること)をすることはほとんどありません。
リンプをすることは周りに自分が初心者であることを言いふらしているようなものです。
(※リンプをすることが正当化される場合も稀にあります)
以下が参加をする時に絶対にレイズをするべき主な理由となります。
・強いハンドの時にできるだけ大きいポットで参加ができる
・参加人数を減らせる
・相手に自分のハンドをバレにくくする
・相手のハンドの強さを知る
・テーブル全体の主導権を握る
強いハンドの時に、レイズをしてできるだけポットを大きくすることの重要性は説明するまでもありません。
また、参加人数を減らすことで、自分がポットを取る確率をできるだけ上げることができます。
例えばですが、ポーカーにおいて最強各のハンドであるAKでさえ3人のプレイヤーを相手にすると、40%程度、あるいはそれ以下の勝率となります。
要するに、ポットに参加する人数が多くなればなるほど、あなたがポットを獲得確率は大幅に下がってしまいます。
なのでレイズをして参加人数を減らすことが重要となります。
また、リンプをしてしまうと、自分のハンドの強さが分かりやすくなってしまうという問題点があります。
例えば非常に強いハンドでのみ(AA、KK、QQやJJ、AKなど)でレイズをし、中程度のハンドでリンプをすると、相手からしたらあなたのハンドを絞り込むことが容易にできます。
バランスを取って強いハンドの時でもリンプをしてしまうと、せっかくの強いハンドであるのにも関わらず、ポットを大きくすることができず、なおかつ参加人数も減らせれないため上記に上げた目的の二つが果たせません。
反対に、どのようなハンドでもレイズを参加をすれば、相手はあなたのハンドを絞り込むことが不可能となります。
最後に、レイズをすることで、あなたはそのポットの主導権を握ることができます。
主導権を握ることで、のちのラウンドでも優位に戦っていくことができます。
レイズサイズとレイズするべきハンドについて
通常、レイズをするサイズは「3倍」が一般的です。
もちろんテーブルにより使うべきレイズサイズは変わっていきますが、初心者の方はまず「3倍レイズ」をすれば間違いはないでしょう。
レイズをするべきハンドですが、原則として、ボタンに近ければ近いほど多くのハンドをプレイするのが利益的となります。
上記でポジションについての重要性について説明いたしましたが、有利なボタンからより多くのハンドをプレイするのが良い戦略であることは理にかなっていると言えるでしょう。
初心者のプレイヤーは、多くのハンドをプレイしすぎる傾向にあります。
特にエースがあると絶対に参加してしまう方などがよくいますが、A5o(オフスーツ)のようなハンドは、「非常に弱い」です。
特にマルチウェイ(3人以上がプレイするポット)においてこのような小さいカードとエースの組み合わせのオフスーツのハンドの価値は非常に低いので、まずはどのようなハンドが良い期待値を持っているのかを知ることが重要です。
以下は、当NomadPokerがお勧めするポジションごとのレイズレンジチャートです。

上記のレンジ表や、どのようなハンドで参加をするべきかどうかは、より詳しくプリフロップ戦略の記事で徹底的に解説しておりますので、ご参照ください。

フロップ
プリフロップでのアクションが終わると、フロップへといきます。
フロップでは、以下の2パターンの状況ができます。
・ヘッズアップ
・マルチウェイ
ヘッズアップ
ヘッズアップとは、ポットに参加しているのがあなたと相手の二人だけの状況のことを指します。
あなたがプリフロップにレイズした側のプレイヤーか、コールした側のプレイヤーによって戦略は大きく異なりいます。
あなたがコールをしたプレイヤーの場合:
もしあなたが相手のプリフロップでのレイズに対してコールをしただけの場合、主導権は相手にあると言えます。
なぜなら、例えばあなたがもしAAやKK、QQのような非常に強いハンドを持っているときは、プリフロップにおいて相手のレイズに対してリレイズをしていることが多く、コールをしたということは「リレイズに値しないハンドを持っている」ということを意味しています。
反対に、相手は最初にレイズをしていることから強さを主張していて、AAやKK、QQなどの最強ハンドやその他の非常に強いハンドを持っている可能性があります。
そのようなプリフロップでレイズをした相手に対しては、もしあなたがポジションがない場合、必ずチェックをしましょう。
ベットを選択すると、ドンクベットといって、前のストリートのアグレッサー(レイズをした人)ではないアウトオブポジション(最初にアクションをしなければならない)のプレイヤーが先にベットする、やや異例なベットのことを指すプレイになります。
ドンクベットは、ポーカー初心者の方がよくしてしまうミスプレイと言われています。
こちらの記事でより詳しくなぜドンクベットをしてはいけないのかを解説しております。

あなたがレイズをしたプレイヤーの場合:
続いてはプリフロップであなたがレイズをしたプレイヤーの場合でのフロップでの戦略です。
「コンティニュエーションベット」と呼ばれるのは、プリフロップでレイズをしたプレイヤーが、引き続きフロップでも連続してベットすることを指します。
相手がプリフロップであなたのレイズをリレイズではなくコールした場合、そのポットの主導権はあなたにあります。
つまりあなたには如何なる強いハンドの可能性があり、引き続きアグレッシブにベットをすることにより再度強さを主張することができます。
フロップにおいて、ポケットペアではない2枚のカードがペアかそれ以上になる確率は、「3回に1回程度」です。
相手はフロップでなんの役もできなかった場合、あなたの継続した強さの主張によってすんなりとフォールドしてくることが多くなります。
これがコンティニュエーションベットの基本で、あなたがプリフロップでレイズしたプレイヤーであるのならば高い頻度でベットをすることが利益的となります。
「コンティニュエーションベット」については、こちらの記事でより詳しく解説しております。

マルチウェイ
マルチウェイとは、三人以上のプレイヤーが参加しているポットのことを指します。
フロップ後に複数のプレイヤーを相手にするのは非常に難しいことです。
基本的に相手が増えるので、ブラフをする頻度は減りますし、更には強いハンドに直面する確率も高まります。
以下がマルチウェイでプレイをする時に重要な要素です。
マルチウェイの時は、できるだけブラフの頻度を減らすのがベターです。
ブラフをして降ろしに行く相手が増える分、リスクも大きくなります。
逆に言えば、相手がベットをしてきたということはブラフをしている場合が少ないということでもあります。
弱いペアの場合などは、早めにフォールドも検討しましょう。
特にトップペアなどの強めの役ができても、マルチウェイでは相手がセットやストレート、ツーペアなどの役ができている確率も上がります。
慎重にプレイをし、「自分のハンドを過大評価しないこと」が大切です。
反対に、フロップで非常に強い役ができた場合はスロープレイはせずにベットをすることが良いです。
相手が多い分、誰かしらなんらかの役を持っていることが多くなり、その分コールをもらえる確率も上がります。
ターン
フロップでのなんらかのアクションによって、ターンでの相手のハンドは絞られてきます。
もし相手があなたのベットにコールをしてきた場合、なんらかのペアを持っていたり、何かしらのドローを完成させることを狙っている可能性が高いです。
もしあなたが相手より強いベストハンドを持っていると思うのならば、引き続きベットをすることが推奨されます。
ブラフをしているのなら、引き続いたアグレッシブなベットならば相手の中程度のハンドやドローハンドなどは降ろせる確率は高いと言えます。
反対に、もしあなたがフロップでコールをした側のプレイヤーで、相手が引き続きベットをしているのであれば、難しい局面と言えます。
いずれにせよ、相手の特徴や傾向を考慮した上で必要なアクションを取るべきでしょう。
リバー
ポジションのない(最初にアクションをしなければならない)プレイヤーが中程度のハンドであるのにも関わらずリバーでベットをするのは、初心者がよくやってしまう「ミスプレイ」です。
中程度のハンドでのベットは、以下の理由によりミスプレイと言えます。
・相手がコールをしてくるのはこちらより強いハンドの時だけ
・こちらの中程度の強さのハンドにも負けているようなハンドはフォールドをされる
要するに、勝っているハンドからはフォールドされ、負けているハンドからコールをされるという「最悪のベット」となります。
これをポーカーでは特に「ショーダウンバリューがあるハンド」といい、初心者のプレイヤーはショーダウンバリューがあるのにも関わらずベットしてしまうことがあります。
リバーにおいてのベットをする目的というのは二つしかありません。
上記でも軽く説明しましたが、一つは、
自分より弱いハンドからバリュー、つまり価値を取るための「バリューベット」
そしてもう一つは、
自分より強い相手を降ろしに行く「ブラフベット」です。
これらに共通するのは、どちらとも明確にアクションを取る前にターゲットを決めていることです。
もし「バリューベット」をするのならば、相手のどんなハンドからコールをもらうために、どのようなサイズのベットを選ぶのか、しっかりと考えなければなりません。
「ブラフベット」をしている時も同様、相手のどのようなハンドを降ろしに行くのか、「ブラフターゲット」が必要となります。
こちらの記事で、より詳しい解説と、適切なベットサイズについて解説しております。

勝てるプレイヤーに共通する4つの要素
最後に、勝てるポーカープレイヤーに共通する4つの要素について紹介していきます。
①忍耐強い
②アグレッシブである。
③観察力・分析力がある
④論理的に思考を運べる
忍耐強い
「忍耐強さ」はポーカーで勝つ上でベースとなる重要な要素です。
自分にとって有益な状況を作ることができるハンドを待つ忍耐強さがあり、なおかつ、ずるずるとコールをしたりせずに割り切るところはしっかりと割り切って損切をすることができるようになることが大切です。
アグレッシブである
一番強いハンドや役でなくとも、アグレッシブにプレイをし、相手にプレッシャーを与えることこそが、一番勝てるポーカーのプレイスタイルと言えます。
時には勇気をもって大きなブラフをすることも大切です。
観察力・分析力がある
プレイ中に相手のアクションや特徴などを観察し、その分析に応じた動きを取ることが勝てるプレイヤーにとって重要な要素と言えます。
特に他のプレイヤーのショーダウンを多くみることにより、相手がプレイしているハンドレンジを一定度絞りこむことも可能となります。
論理的に思考を運べる
序盤でも解説しておりますが、ポーカーは「論理思考のゲーム」といっても過言ではありません。
相手がなぜそのようなアクションを取っているのかを論理的に考え、その考えに応じて自分のアクションとそれがもたらす結果を再度論理的に考えることが重要となります。
考えることをやめてしまったら、せっかくのポーカーの面白さがなくなってしまいます。
常に論理的に思考を巡らせてプレイすることを意識しましょう。
最後に
本記事では、ポーカー初心者の方に役立つポーカーの「基礎の中の基礎」を解説してきました。
この記事と、この記事で参照している記事を理解するだけで、ポーカー初心者から一気に中級者へとなることができます。
ただ、ポーカーは非常に深いゲームで、他にも様々な定石や、利益的なプレイをする上での戦略があります。
よろしければ、NomadPokerでは他にも様々ポーカーのスキルアップに役立つ知識を無料で発信しておりますので、他の記事もご覧になってください。
以上となります。